暦年活動状況 一般社団法人;エポキシ樹脂技術協会
第42期事業報告(平成26年9月〜平成27年8月)2015/12/8掲載
(総括)
協会運営は横浜国立大学の高橋昭雄先生を迎えた新体制で42期を終了し、43期を迎えた。また本年1月には前会長:垣内弘特別顧問、5月には元安全性委員会委員長:原一郎顧問が相次いでご逝去された。両先生のご尽力に感謝し、冥福をお祈りいたします。
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1)特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
(2)公開技術講座:第38回を大阪、東京でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計173名、前回比18名減であった。今回は大阪会場として大阪市立工業研究所、東京会場として東工大蔵前会館で開催した。
(3)基礎講座:今期は大阪にて開催した。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、新規提案のプロジェクトを推進した。昨年9月に開催された第63回ISO/TC61年次大会(ホノルル、米国)に1名の委員が参加、上記案件の推進をおこなった。JISでは関連規格の定期見直しと新規JISの作成を行った。
1.3 安全性委員会
委員長武林亨先生から慶應義塾大学の大前和幸先生に交替された。大前先生のもと、「新・エポキシ樹脂・硬化剤 正しい取扱いの手引」の改訂に着手した。またシンポジウム形式の安全性特別講演会を1回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
エポキシ樹脂工業会よりの業務移管についての検討を開始した。
第42期事業報告 (平成26年9月〜平成27年8月)2015/12/8掲載
(総括)
協会運営は横浜国立大学の高橋昭雄先生を迎えた新体制で42期を終了し、43期を迎えた。また本年1月には前会長:垣内弘特別顧問、5月には元安全性委員会委員長:原一郎顧問が相次いでご逝去された。両先生のご尽力に感謝し、冥福をお祈りいたします。
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
(2) 公開技術講座:第38回を大阪、東京でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計173名、前回比18名減であった。今回は大阪会場として大阪市立工業研究所、東京会場として東工大蔵前会館で開催した。
(3) 基礎講座:今期は大阪にて開催した。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、新規提案のプロジェクトを推進した。昨年9月に開催された第63回ISO/TC61年次大会(ホノルル、米国)に1名の委員が参加、上記案件の推進をおこなった。JISでは関連規格の定期見直しと新規JISの作成を行った。
1.3 安全性委員会
委員長武林亨先生から慶應義塾大学の大前和幸先生に交替された。大前先生のもと、「新・エポキシ樹脂・硬化剤 正しい取扱いの手引」の改訂に着手した。またシンポジウム形式の安全性特別講演会を1回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった
1.4 新規事項他
エポキシ樹脂工業会よりの業務移管についての検討を開始した。
第41期事業報告 (平成25年9月〜平成26年8月)2014/12/8掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
(2) 公開技術講座:第38回を大阪、東京でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計191名、前回比26名増であった。今回は大阪会場として大阪市立工業研究所、東京会場として東工大蔵前会館で開催した。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、担当していた改訂2件のプロジェクトを推進した。昨年9月に開催された第62回ISO/TC61年次大会(蘇州、中国)に1名の委員が参加、上記案件につき発行への道筋をつけた。また、新規提案の検討にも着手した
JISでは関連規格の定期見直しと新規JISの作成を行った。
1.3 安全性委員会
委員長武林亨先生のもと、「エポキシ樹脂関連 医学文献要約集」第17集の文献につき、委員による翻訳作業に着手した。またシンポジウム形式の安全性特別講演会を2回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
エポキシ樹脂技術に関する基礎講座を1〜3月に開講した。
また、検索システムの運用と、文献複写サービスにつき、検索リストをEメールで配信するシステムを運用した。
第40期事業報告 (平成24年9月〜平成25年8月)2013/12/10掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計9回開催。このうち1回は2講演/回のプログラムで開催した。
(2) 公開技術講座:第37回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計165名、前回比45名減であった。今回も大阪会場には日本ペイント(株) の格別のご厚意により同社本社ホールを使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、担当していた改訂2件のプロジェクトを推進した。昨年9月に開催された第61回ISO/TC61年次大会(バルセロナ、スペイン)に3名の委員が参加、上記案件につきDIS投票への道筋をつけた。また、新規提案の検討にも着手した
JISでは関連規格の定期見直しと新規JIS制定に着手した。
1.3 安全性委員会
委員長を25年勤められた原一郎先生が退任され、武林亨先生が新たに委員長に就任された。
「エポキシ樹脂関連 医学文献要約集」第17集の文献につき、委員による翻訳作業に着手した。シンポジウム形式の安全性特別講演会を1回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
エポキシ樹脂技術に関する基礎講座開設のため小委員会を立ち上げ検討をすすめ、来年1月に開講する運びとなった。また、協会が保有する各種技術資料の検索システム(Web
search )を構築し、運用を開始した。
文献複写サービスについて、検索業務がJICSTからJ-dreamに移管されることに伴い、検索リストをEメールで配信するシステムを開始した。
第39期事業報告 (平成23年9月〜平成24年8月)2012/12/27掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計7回開催。
このうち2回は2講演/回のプログラムで開催した。
(2) 公開技術講座:第36回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計210名、前回比17名増であった。今回も大阪会場には日本ペイント(株) の格別のご厚意により同社本社ホールを使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、担当していた新規制定及び改訂各1件、計2件のプロジェクトを完遂し、これらは本年6月と7月に相次いで発行された。
昨年9月に開催された第60回ISO/TC61年次大会(クアラルンプール、マレーシア)に2名の委員が参加、担当案件の規格化を鋭意推進し、上記の規格発行への道筋をつけた。
JISでは関連規格の定期見直しを行った。(これまでに当協会が担当し、発行されたISO規格及びJIS規格のリスト)
1.3 安全性委員会
収録文献の要約を委員が分担して編纂を進める「エポキシ樹脂関連 医学文献要約集」第17集の編纂を進めた。
シンポジウム形式の安全性特別講演会を1回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
(これまでに開催した安全性特別講演会のリスト)
1.4 新規事項他
「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って常任理事会において鋭意議論を重ねた。特に新しい企画として、エポキシ樹脂技術に関する基礎講座開設検討のため、小委員会を立ち上げ、検討を鋭意進めた。また、協会が保有する各種技術資料の検索システム(Web search )の構築の検討を始めた。
第38期事業報告 (平成22年9月〜平成23年8月)2011/12/15掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計7回開催。
このうち1回は2講演/回で、開催した。
(2) 公開技術講座:第35回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計193名、前回比19名減であった。 今回も大阪会場は日本ペイント(株) 本社ホールを、格別のご厚意により使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO関連では、改正を担当していた1件のプロジェクトが完遂し、昨年9月に発行された。
昨年9月に開催された第59回ISO/TC61年次大会(バンコック、タイ)に2名の委員が参加し、1件の改正提案を行い承認を得た。以後、既存の担当分を加えて、計2件の案件の規格化を鋭意推進した。
JISでは関連規格の定期見直しを行った。(これまでに当協会が担当し、発行されたISO規格及びJIS規格のリスト)
1.3 安全性委員会
収録文献の要約を委員が分担して編纂を進めていた「エポキシ樹脂関連
医学文献要約集」第16集を本年2月に刊行した。これにより、第1集からの収録文献累計は435件となった。
シンポジウム形式の安全性特別講演会を1回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
(これまでに開催した安全性特別講演会のリスト)
1.4 新規事項他
「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って常任理事会において鋭意議論を重ねた。今期は特に新しい企画として、エポキシ樹脂技術に関する基礎講座開設の検討を進めた。
活動状況
第37期事業報告 (平成21年9月〜平成22年8月)2010/12/25掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
このうち2回は2講演/回で、開催した。
(2) 公開技術講座:第34回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計212名、前回比38名増であった。 今回も大阪会場は日本ペイント(株) 本社ホールを、格別のご厚意により使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISOでは4件のプロジェクトを担当してそれぞれ活動を進め、そのうち3件は発行され、残り1件も発行に向けて順調にステップアップさせることができた。
昨年10月に開催されたISO/TC61年次大会(ローマ、伊)に2名の委員が参加した。この場において、それまで2年余にわたって検討してきたDSCを用いた硬化度の測定法のISO規格化新規提案を行い、無事承認を得ることができた。
JISでは関連規格の定期見直しを行った。
1.3
安全性委員会
先期に引き続き、取り扱いの手引書(管理者用)の第二次改訂の検討を鋭意進め、昨年11月に「改訂新版」として、初刷り2,000部をもって刊行した。
医学文献要約集第16集編纂のため、収録文献の要約を委員が分担して行っている。 シンポジウム形式の安全性特別講演会を開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って常任理事会において鋭意議論を重ねた。今期は特に新しい企画として、エポキシ樹脂関連の基礎講座開設の検討を進めた。
活動状況
第36期事業報告 (平成20年9月〜平成21年8月)2010/6/15掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
このうち1回は2講演/回で、また学術講演と3社による製品紹介を組み合わせたプログラムでも1回開催した。
(2) 公開技術講座:第33回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計174名、前回比8名増であった。 東京会場にはDIC竃{社大会議室を、大阪会場は日本ペイント(株) 本社ホールを、両社の格別のご厚意によりそれぞれ使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISOでは4件のプロジェクトを担当してそれぞれ活動を進め、いずれも発行に向けて順調にステップアップさせることができた。
これまで2年余にわたって検討してきたDSCを用いた硬化度の測定法を確立し、さらにこれをISO規格とするために新規提案を行った。
昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(オーランド、米)に2名の委員が参加し、 担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたった。
JISでは当協会が原案を作成した1件が本年3月に発行された。
1.3
安全性委員会
取り扱いの手引書(管理者用)の第二次改訂の検討を鋭意進めた。改訂の範囲が予想したものより広範囲に及んだため、目標とした今期中での刊行は出来ず、来期初めに変更した。なお、前期にとりかかった取り扱いの手引書(イラスト版)の韓国語版は予定通り昨年12月に刊行した。これをもって、イラスト版は日、英、中、韓4ケ国語のラインアップができた。
医学文献要約集第16集編纂のため、収録文献の選定を進めた。シンポジウム形式の安全性特別講演会を開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
「総説エポキシ樹脂 最近の進歩T」を本年3月、初版第1刷り800部をもって刊行した。
また「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って常任理事会において鋭意議論を重ねた。
第35期事業報告 (平成19年9月〜平成20年8月)2009/4/7/掲載
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
このうち1回は2講演/回で、また初めての試みとして学術講演と4社による製品紹介を組み合わせたプログラムで1回開催した。
(2) 公開技術講座:第32回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計166名、前回比28名減であった。 東京会場にはDIC竃{社大会議室を、大阪会場は日本ペイント(株) 本社ホールを、両社の格別のご厚意によりそれぞれ使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。
ISO規格では4件のテーマを担当し、そのうち1件が昨年9月にISO規格として発行された。 昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(ゴア、インド)に3名の委員が参加し、
担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたった。 JIS関係では平成19年度公募型原案作成に応募し承認を得た1件の原案作成をおこなった。DSCによる硬化度の測定の技術検討を進め、その結果を上記年次大会で報告し、ISO新規規格提案への根回しを行った。
1.3
安全性委員会
取り扱いの手引書(管理者用)の第二次改訂の検討を本格化した。また、取り扱いの手引書(イラスト版)の韓国語版刊行の決定し、具体的な準備に入った。医学文献要約集第16集編纂のため、収録文献の選定を進めた。シンポジウム形式の安全性特別講演会を開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
今期も、「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って、常任理事会において鋭意議論を重ねた。
説エポキシ樹脂 最近の進歩T」(増補版と仮称してきたものの正式書名)の刊行:集委員会で執筆者・テーマの選定・章立てを固め、原稿執筆依頼を行った。その後、編集委員が入稿原稿の査読を行い、刊行に向けた準備を鋭意進めた。
第34期事業報告 (平成18年9月〜平成19年8月)2008/4/30掲載
第34期の主要活動状況は次の通りです。
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者・研究者を招聘し、最新の業績を紹介頂いた。計8回開催。
このうち2回は2講演/回で行った。
(2) 公開技術講座:第31回を東京、大阪でそれぞれ開催。 参加者は両会場で計194名、前回比13名減。今回も大阪会場は日本ペイント(株)の格別のご厚意により同社本社ホールを使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及び JISの規格化を積極的に推進した。 ISO規格では2件のテーマを担当し、そのうち1件が今年2月にISO規格として発行された。 昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(横浜)に3名の委員が参加し、 担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたった。 JIS関係では平成19年度公募型原案作成に1件を応募し、承認を得た。来期に原案作成を行う。技術報告書第20号を刊行した。
1.3 安全性委員会
医学文献要約集第15集を刊行し、更に第16集の編纂を開始した。 取り扱いの手引書(管理者用)の第二次改訂の検討を期央より本格化した。
シンポジウム形式の安全性特別講演会を開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
今期も、「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って、常任理事会において鋭意議論を重ねた。
出版関係では、「総説エポキシ樹脂」の増刷を行った。また、「総説エポキシ樹脂」増補版(仮称)の編集委員会を立ち上げ、内容の検討を進めた。これらはいずれも前回の定時総会議事を受けて、常任理事会の主導のもとに行なわれた。
第33期事業報告 (平成17年9月〜平成18年8月)2007/3/10掲載
第33期の主要活動状況は次の通りです。
1.1 研究委員会
特別講演会、公開技術講座を開催した。
(1) 特別講演会:斯界の学識者、研究者を招聘し最新の業績をご紹介頂いた。計8回開催。
今期は2講演/回を試行し、好評を得た。
(2) 公開技術講座:第30回を東京、大阪で開催。 参加者は両会場で計207名、前回比30名増。今回も大阪会場は日本ペイント(株)の格別のご厚意により同社本社ホールを使用させていただいた。
(3) 見学会:今期は開催を見送った。
1.2 試験規格委員会
今期も、JIS及びISOの規格化を積極的に推進した。 JIS規格では平成17年に応募した原案作成を期中に完成した。
これまでに原案を作成したJISのうち1件が期中に発行された。ISO規格では3件のテーマを担当し、いずれも発行に向けて順調にステップアップさせることができた。そのうち1件が昨年10月にISO規格として発行された。 昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(韓国・済州島)に4名の委員が参加し、
担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたった。 技術報告書第19号を刊行した。
1.3 安全性委員会
医学文献要約集第14集を刊行し、更に第15集の編纂を開始した。 取り扱いの手引きイラスト版の中国語版を刊行した。これにより、イラスト版は日・英・中の3ケ国版が揃った。
シンポジウム形式の安全性特別講演会を開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
1.4 新規事項他
今期も、「協会の今後のあり方」をテーマに重点事項を絞って、常任理事会において鋭意議論を重ねた。
出版関係では、「総説エポキシ樹脂」の順調な頒布状況を踏まえ、その増刷のありかたについて常任理事会で議論し、方針を固めた。また、「エポキシ樹脂応用技術の基礎」(1990年刊行)のオンデマンド出版方式での復刻を決めた。
第32期活動報告 (平成16年9月1日〜平成17年8月31日)2005/12/掲載
第32期の主要活動状況は次の通りです。
1.1 研究委員会
特別講演会と公開技術講座を開催いたしました。
(1) 特別講演会:斯界の学識者、研究者を招聘して最新の業績を計8回にわたりご紹介いただきました。詳細を添付―1に示しました。
(2) 公開技術講座:第29回公開技術講座「エポキシ樹脂のアドバンスドコース」を東京(7/21〜22、工学院大学)、大阪(7/28〜29、日本ペイント(株)本社ホール)でそれぞれ開催しました。
東京・大阪とも同じプログラムで、12名の講師の方々から基礎・応用分野にわたり、最新の技術内容と今後の動向を講義いただきました。プログラムを添付―2に示します。東京、大阪
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及びJIS規格化を積極的に推進しました。
ISOでは当協会がプロジェクトリーダーを務めて規格化に取り組んでまいりました下記が本年5月に発行されました。
ISO 18280 Plastics-Epoxy resins - Test methods.
これで当協会が手がけて完成させたISO規格は延べ15件となります。(添付−3)
現在も2件の規格化を担当しており、いずれも順調に進捗しております。
なお、昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(中国・成都)に3名の委員が参加し、
担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたりました。
JIS規格化では平成18年度原案作成公募に一件を応募し認められましたので、そのための具体的な準備を始めました。
本年3月に原案作成済みで上部機関で審議されておりました4件が相次いで発行されました。
これで当協会が原案を作成し発行されたJIS規格は延べ22件になり、他に1件が上部審査機関での審議にかけられております。(添付−4)
1.3 安全性委員会
医学文献要約集第13集を刊行し、更に第14集の編纂を開始いたしました。
また、シンポジウム形式の安全性特別講演会を6月に開催いたしました。最近6年間の開催内容を添付−5に示します
「新 エポキシ樹脂・硬化剤 正しい取り扱いの手引き
(イラスト版) 」の中国語版(簡体字)刊行を決定し、そのための作業を鋭意行いました。
そして、この11月に上梓いたしました。 これでイラスト版は日、英、中、3ケ国の版が揃いました。
(これら出版物の詳細は本HPの技術資料ページを参照下さい)、
。
1.4 リサイクル委員会
研究委員会と共催して特別講演会を開催した他は特段の活動はありませんでした。
当委員会は今期をもってその11年間にわたる活動にピリオドを打ちました。 今後、関連する講演会や見学会は研究委員会で主宰いたします。
また、課題が発生した場合には、プロジェクトの結成等で機動的に対応いたす所存です。
1.5 その他
本年7月に会員専用ページを本格的に開設しました。
第31期活動報告 (平成15年9月1日〜平成16年8月31日)2004/11/27掲載
当協会は昨年11月に創立30周年を祝う一連の記念行事を挙行し、また記念事業として「総説エポキシ樹脂」(全4巻)を自主出版しました。
この30年という年月の重みをあらためてかみしめつつ次なる発展を目指して協会運営は第31期(平成15年9月〜平成16年8月)を終了し、第32期に入っております。
第31期の主要活動状況は次の通りです。
1.1 研究委員会
特別講演会と公開技術講座を開催いたしました。
(1) 特別講演会:斯界の学識者、研究者を招聘して最新の業績を計8回にわたりご紹介いただきました。詳細を添付―1に示しました。
(2) 公開技術講座:第28回公開技術講座「エポキシ樹脂の最先端技術」を東京(7/22〜23工学院大学)、大阪(7/29〜30、日本ペイント(株)本社ホール)でそれぞれ開催しました。
東京・大阪とも同じプログラムで、12名の講師の方々から基礎・応用分野にわたり、最新の技術内容と今後の動向を講義いただきました。プログラムを添付―2に示します。東京、大阪
1.2 試験規格委員会
今期も、ISO及びJIS規格化を積極的に推進しました。
ISOでは3年半前に当協会が提案して規格化に取り組んでまいりましたエポキシ樹脂中の1,2-グリコール含有量の試験法が本年6月に発行されました。
ISO 21048 Plastics-Epoxy resins -Determination
of 1,2-glycol content.
これで当協会が手がけて完成させたISO規格は延べ14件となります。(添付−3)
現在も2件の規格化を担当しており、いずれも順調に進捗しております。
なお、昨年9月に開催されたISO/TC61年次大会(蘭、マーストリヒト)に3名の委員が参加し、
担当する案件の規格化の推進と関連規格の審議、検討にあたりました。
JIS規格化では原案作成済み2件について上部審査機関での審議結果を受けてそれへの対応を主として行いました。
これまで当協会が原案を作成し発行されたJIS規格は延べ18件で、他に5件が上部審査機関での審議にかけられております。(添付−4)
1.3 安全性委員会
先期は「新 エポキシ樹脂・硬化剤 正しい取り扱いの手引き
(管理者用) 」の改訂版および同手引きイラスト版の英語版の上梓など出版が重なりましたが(これら出版物の詳細は本HPの技術資料ページを参照下さい)、今期は医学文献要約集第12集を刊行し、更に第13集の編纂を開始いたしました。
今期もシンポジウム形式の安全性特別講演会を5月に開催いたしました。最近5年間の開催内容を添付−5に示します。
1.4 リサイクル委員会
研究委員会と共催して特別講演会を開催いたしました。
1.5 創立30周年記念事業
記念出版:予定通り昨年11月に「総説 エポキシ樹脂」全4巻(全1、088頁)を上梓し、創立30周年記念式典において刊行披露をいたしました。本書のご案内はこのHP上にありますのでご参照下さい。
記念式典:平成15年11月27日グランドヒル市ヶ谷において来賓・会員多数のご臨席のもと創立30周年記念式典を挙行いたしました。
記念技術講演会:平成15年11月28日に工学院大学(新宿)ホールにおいて内外から7名の講師を招聘し、創立30周年記念技術講演会を開催いたしました。聴講は無料で一般にも開放し、会員を含め180名超の聴講申込みをいただきました。当日のプログラムを添付-6に示します。
平成15年度活動報告 平成16年5月
1. 研究委員会
特別講演会、公開技術講座と見学会を開催した。
(1)特別講演会:斯界の学識者、研究者を招聘し専門分野の最新の業績をご紹介頂いた。
計8回開催。
(2)公開技術講座(第27回):東京、大阪で開催。
参加者は両会場で計187名であった。
第27回公開技術講座の内容(東京、大阪)
(3)見学会:1回開催した(航空機整備工場とビール工場のセット)。
2. 試験規格委員会
今期も、JIS及びISO規格化を積極的に推進した。
JIS規格の原案作成では2件を完成した。 ISO規格では前期から継続の2件の規格化を進めるとともに、新規案件の提案準備を行なった。
昨年11月に開催されたISO/TC61年次大会(加 ケベックシティー)に2名の委員が参加し、
担当プロジェクト2件の規格化推進と関連規格の審議、検討にあたった。
3. 安全性委員会
昨年11月にイラスト版の英語版を、本年4月には取り扱いの手引き(管理者用)の改訂版をそれぞれ刊行し、更に医学文献要約集第1〜10集の総合インデックスの発行と今期は刊行ラッシュであった。
この他、医学文献要約集第12集刊行の準備を進めた。 また、シンポジウム形式の安全性特別講演会を一回開催するとともに、委員会の場を中心に関連情報の交換を積極的に行なった。
4. リサイクル委員会
研究委員会と共催して特別講演会を開催した。
5. 創立30周年記念事業関連
記念出版:執筆者80余名の原稿入稿を得て、印刷所を決定後、編集・組版・校正を経て当初の予定通り11月中旬に「総説エポキシ樹脂」全4巻を上梓した。
記念行事:常任理事が委員を兼務した実行委員会を立ち上げ、記念式典(今総会後開催)及び記念技術講演会(11月28日)を実施した。
平成14年度活動報告 平成15年5月
1. 研究委員会( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授
)
(1) 特別講演会
(2) 公開技術講座
第26回公開技術講座を東京、大阪にて実施
(3) 見学会
2. 試験規格委員会(委員長 :宮入裕夫 東京医科歯科大学教授 生体材料工学研究所)
3. 安全性委員会 ( 委員長 : 原 一郎 関西医科大学名誉教授、公衆衛生学教室
)
( 副委員長 :野村 茂 熊本大学名誉教授
)
4. リサイクル委員会 ( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授 )
5.創立 30周年記念事業
平成13年度活動報告 平成14年5月
1. 研究委員会( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授
)
(1) 特別講演会
(2) 公開技術講座
第25回公開技術講座を東京、大阪にて実施
(3) 見学会
2. 試験規格委員会(委員長 :宮入裕夫 東京医科歯科大学教授 生体材料工学研究所)
3. 安全性委員会 ( 委員長 : 原 一郎 関西医科大学名誉教授、公衆衛生学教室
)
( 副委員長 :野村 茂 熊本大学名誉教授
)
4. リサイクル委員会 ( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授 )
5.創立 30周年記念事業
平成12年度活動報告 平成13年5月
1. 研究委員会( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授
)
特別講演会、公開技術講座及び見学会等を開催し、エポキシ樹脂関連技術の紹介、
啓蒙にあたっております。
(1) 特別講演会
月1回、年間9〜10回の頻度でエポキシ樹脂に関する基礎から応用技術にわたり
斯界の専門家を招聘し、最新の業績を紹介いただいています。通算176回開催。
直近2年間の演題と講演者のリスト。 ここをクリック
(2) 公開技術講座
年1回、通常7月に東京、大阪において同一内容で各々開催。
エポキシ樹脂の多岐にわ
たる技術分野を網羅し、各分野の専門の方々に最近の進歩と今後の技術動向について
講演をいただいています。
通例12講演、各1時間で2日間のプログラム編成。(第24回プログラム) ここをクリック
今年も7月に第25回を開催いたします。(→ トッピクス)ここをクリック
なお、大阪会場は今年も会員である日本ペイント鰍フご厚意により同社の本社ホール
を利用させていただく予定です。
(3) 見学会
エポキシ樹脂に限らず広く産官学にわたり試験研究機関、製造現場やモデルプラント
等を選定し、見学会を開催しております。
最近では、富士写真フィルム梶u写ルンです」循環処理工場、
NTT武蔵野研究開発セ
ンター通信網総合研究所、(財)鉄道総合技術研究所等を見学しています。
2. 試験規格委員会(委員長 :宮入裕夫 東京医科歯科大学教授
生体材料工学研究所)
エポキシ樹脂及び硬化剤に関わる規格化(JIS及びISOの規格原案の作成)とそのベース
となる試験方法の検討を行なっております。
(1) JIS規格化
これまでに16の関連規格の原案作成を行ない、いずれもJIS規格として発行されていま
す。( 発行JIS規格リスト ) ここをクリック今年度も1件原案作成を行なっています。
(2) ISO規格化
20年以上前からISO規格の原案作成に積極的に取り組み、エポキシ樹脂及び硬化剤の
分野では主導的な活動を続けています。 これまでに原案を作成した11件がISO規格と
して発行されており(発行ISO規格リスト)、 ここをクリック現在も2件について鋭意進めております。
また、1987年から毎年3名程度の当委員会委員が世界各地で開催されるISO年次大会
に派遣され、規格化の推進にあたっています。
(3) 試験方法の検討
JIS、ISO規格化のベースとなる試験方法の検討を行なってきており、それらの結果を技
術報告にまとめています。 ( 試験規格委員会技術報告書リスト )ここをクリック
規格原案作成にあたっては関係機関(日本プラスチック工業連盟、日本規格協会、経済
産業省産業技術環境局標準課及びISO関係部局等)との調整・連携のもとに作業を進め
ています。
3. 安全性委員会 ( 委員長 : 原 一郎 元関西医科大学教授、公衆衛生学教室
)
( 副委員長 :野村 茂 熊本大学名誉教授
)
エポキシ樹脂及び硬化剤の取り扱いに際しては充分な安全衛生上の配慮が必要であり
この観点から安全な取り扱い・作業の啓蒙、 安全性情報の収集・紹介を中心に活動して
きております。
(1) 取り扱い手引書の刊行
昭和52年に「エポキシ樹脂・ 硬化剤 正しい取り扱いの手引き」を刊行し、その後数度
の改訂を加えてきましたが、平成9年に内容を全面的に改め「新・エポキシ樹脂・
硬化剤
正しい取り扱いの手引き(管理者用)」を上梓しました。
さらに、平成11年には同一タイ
トルのイラスト版も大幅に改訂しました。( 詳細 技術資料 )ここをクリック
これらは会員に限らず広く一般に頒布され好評を得ております。
なお、現在イラスト版の英語版刊行の検討を進めております。
(2) 関連文献の要約
エポキシ樹脂、硬化剤及び関連物質の取り扱い時における皮膚障害等の症例やこれら物
質の安全性に関わる内外の報文を収集し、これらを要約して会員に提供しております。
要約数はこれまでに300を越え、これらを要約集として編纂し、既に10集を数えております。
(3) 講演会の開催など
頻度は現在のところ年1回程度ですが、シンポジウム形式の講演会を昨年より始めまし
た。 昨年は、関西医科大学公衆衛生学教室 圓藤陽子先生をお迎えしてエポキシ樹脂の
硬化剤として多用されている酸無水物の安全性についてその許容濃度設定の考え方を
含めてお話を伺っております。
以上の他、定常的に関連情報の収集に努めております。
4. リサイクル委員会 ( 委員長: 垣内弘 横浜国立大学名誉教授
)
平成7年にエポキシ樹脂のリサイクル及び廃棄に関する検討委員会、通称リサイクル委員会
を立ち上げ、関連情報の収集、講演会・見学会の開催等の活動をしてきております。
最近の講演会、見学会:
平成12年4月
アミンを用いたエポキシ樹脂のケミカルリサイクル技術
鞄月ナ 環境・技術分析センター カオ ミン タイ
氏
熱硬化性樹脂のモノマーリサイクル
工業技術院 資源環境技術総合研究所 佐 藤 芳
樹 氏
平成13年1月
フェノール樹脂廃棄物の高度利用技術 −熱分解液のエポキシ樹脂化―
京都市工業試験場 島 村 哲 朗 氏
平成12年4月
見学会「熱分解化熔融方式による廃棄物処理プラント」
川崎製鉄叶逞t事業所内
平成13年4月
見学会「コークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクルプラント」
新日本製鐵褐N津製鐵所内
5.創立 30周年記念事業
平成15年 (2003年)に創立30周年を迎えるにあたり、それを記念して記念出版と祝賀式・
技術講演会を実施することが先般総会にて決定されました。
これを受けて、記念出版―エポキシ樹脂の基礎から応用に関する最新の技術を網羅する
総合技術書の刊行―に向けて垣内会長を委員長とする編集委員会が昨年11月に発足し
ております。